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ムガル帝国写真風の宮殿




風の宮殿

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植え:替え
杜松の植え替えは気温が一定してきた頃がよく、東侮地方では5月上旬一中旬、ほぼ第1回めの芽摘みを行う時期を目安に行います。
植え替えを行う盆樹は、2回ほど潅水を控えて鉢中を乾かし氣味にしておきましょう。
根の周囲および底部をそれぞれ二分の一から三分の一ほど切りつめ、さらに菜バシで根をほぐします。
この際とくに注意しなけれぱならないことは、太く強い走り根があっても.それを必ず細根のある.ところまでたどって切りっめなければならないということです。
これをむやみに切りっめると、完成された盆樹においては時に枝枯れを生じるごとになりかねません。
また,山土がいっまでも付着していると、杜松はいつまでも樹勢がつかず、思うように作が向上しません。
山土ぱ山取り直後にすぺてはらい落としてしまうのが理想なのですが.それができない時は、つぎの植え換え時に必ずすぺて取り除いておきたいものです。
他から購入したものがなかなか勢いがつかをいようなら、まず山土が残っていると思って間違いありません。
なお、植え替えによって根は多少なりとも痛みますし.用土があたらしく成ったことによって鉢中が乾きやすくなります鉢の表面に化粧砂や水こけを敷くなどとして、少しでも盆樹に負担をかけないように心がけてください。
埴え付け後は、鉢底から透明な水が流れ出るまでたっぷりと水をかけ日当たりの良い棚上に出して新根の発生を促してやりましょう。
濯水と施肥
杜松ほど水や肥料を好む樹種は他にあまりありません。
樹性がいかに強健であるかがうかがえます。
なお、土は赤玉土を主体に砂などを混ぜた排水性のよいものを選ぷことがたいせつです。
水がおお過ぎて根腐れするということはまずありませんから、鉢の表土が乾いたら根水・葉水ともたっぷり与えてくだきい。
肥料は油カスの玉肥を用い、切らさないように与え続けましょう。
杜松の最大の難敵は赤ダニです。
赤ダニは生長期,とくに高温の日が続いた年には大景発生しますので.防除も根きよく行わなけれぱなりません。
アカール剤を散柘してください。
冬期は、石灰硫黄合剤20-30倍液を12月上旬.または2月下旬に散布します。
杜松の魅力のひとっである舎利や神は、彫刻後の処理でその後の維持力がちがいます。
彫刻直後ばまず墨を塗って保護し、2-3ケ月以降に石灰硫黄合剤を塗り仕上げるのが通例です。
また.生き幹を舎利にした場合は、卜ップジンMを塗ると相当の効果があることを付け加えておきます。

グミ 盆栽樹として良い素質を持つ樹種です。
古くから仕立てられており現在も素材の生産は少なくありません。
グミで注意することは、ご存じのように落葉グミと常緑グミの両方あることです。
落葉グミは、ナツグミ、アキグミ、そしてマメグミなどがあり、常緑グミはナワシログミ、マルバグミなどです。
前者を夏グミ、後のものを寒グミと呼びます。
夏グミ 4月~5月に花が咲き10月ごろ成熟するものをアキグミ、8月ごろ熟期をむかえるのをナツグミといいます。
マメグミは深山に白生するタカネグミとも呼ばれ花は6~7月、そして秋に成熟します。
実成りについては、ある程度の年数がたてばよく結実します。
実の付き方は、主に新梢の基部に花芽分化します。
したがって切り戻す場合、葉芽を残すように注意します。
切込みにもつよい樹種ですので、立て替えや枝づくりをかねて、短枝を増やして行きます。
寒グミ 常緑で10月頃花が咲き4月ころに成熟するグミの総称です。
実成りの面での短枝の充実という基本は夏グミと変わりませんが、常緑でしかも花時期、実の成熟期がまるで逆なのでいくつか注意が必要です。
寒グミの切り込みは実の終る6月ごろが適当とされています。
実成りの観賞を大切にするためですが、冬場の切り込みや、3月~4月の植え替え時の勇定もかまいません。
植え替えは5月~6月が行われて いますが、前述のように3月~4月に実施する場合も多いようです。

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