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ムガル帝国写真サールナートへの道




サールナートへの道

サールナートへの道

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サールナートへの道

としよりのひとり言。
ここに一本の杜松がある。
ほとんど手入れされていないが、何となく"面白い木になりそうだ"という感じがある。
出会いである。
回転台にのせ、あれこれと検討してみる。
手が動き、時に休む。
ひとところに静止する時間が長くなり、再び回転台が大きく廻って、ほぼ反対側でまた、静止する。
やがて、大きな意志の力で回転台は強く廻り、再び元の位置に戻る。
固定されたかのように、微動だにしない。
眼が輝やき、笑顔すらこぼれる。
正面は決定した。
この瞬間から、おそらくこの種木がもっていたであろう諸々の可能性は、たった一つに凝縮する。
いや、潜在的でしかなかった可能性が、明確なかたちとなって表われたのである。
それは、盆栽としての可能性に他ならない。
一本の杜松は、一つの強い意志の力で支配された。
そして、その意志の中で、さらに新しい生命を得る。
限りない時空のうねりの彼方へと、大きな翼を拡げ、いまにも飛び立とうとするかのような気配を漲らせる。
……手が、動きはじめた。

ウバメガシ ブナ科の常緑高木。
10m、径60㎝にも達する場合もあります。
暖地の山中や海辺に多く、うっそうと大木となって繁ります。
いわゆる太古の日本の南部海岸地帯を覆っていた照葉樹林の構成樹のひとつです。
カシの類やクスノキなどで昼なお暗い森が照葉樹林ですが、今日では神社や保護地以外は見られなくなりました。
東京付近では、神奈川の平塚の高麗神社の山がそのおもかげを残しています。
日本人の祖先はこうした森のドングリを食べ林床のテンナンショウの類(マムシグサなど)の根を食って生きていたそうですから、現在、デクノボウあつかい壱れているカシの類を見直さなければなりません。
ウバメガシの実も食べられます。
花は5月、夏にはドングリ状の実になります。
長く作り込むと盆栽樹としてなかなか味のあるもので、.実も付きます。
葉は自生でも2-6㎝位。
培養すると、2-3㎝程度になります。
素材のうちは実もつきにくいと考えられますが、枝数を増やし、短果枝を作るようこころがけます。

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