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うさぎ





















日本で飼われているウサギは元々アナウサギ(穴ウサギ)という種類で、アナウサギが品種改良されて今のペットウサギ(飼いウサギ)が誕生したそうです。
ウサギは草食動物でペットとしては温厚な方です。
意外にも賢くトイレ等も覚えます。
しつけをすればある程度は言う事を聞きます。
しかしウサギそれぞれにも個性があり、種類や固体によってはわがままだったり、無邪気なのもいればすごく大人しいウサギもいます。
そんな個性溢れるウサギと少しでも楽しい生活を過ごせるよう。
またウサギを飼い始めたら最後まで面倒を見る覚悟をしましょう。
ペットとして飼われているウサギは元々日本に生息していないので、外に放っては生きていけない事でしょう。
仮に生き残っても元々日本に生息していないため生態系を壊してしまう可能性もあります。
そうならない為にも飼う前にきちんと考えておきましょう。

日本でペットとして飼われているウサギはネザーランドドワーフとロップイヤー(ホーランドドロップ、アメリカンファジーロップ、イングリッシュロップ等)という2種類がもっともポピュラーで人気があります。
その他にもドワーフホト、ジャージウーリー、レッキス、がペットとして人気です。
また毛の長さで「短毛種」と「長毛種」。
毛の色で30種類以上の種類に別ける事も出来ます。
その他にも耳が立っている種類と耳が垂れている種類があります。

最初の一週間。
ケージには牧草、水、ウサギペレットを入れ、そしてウサギをケージに入れたら静かに見守ります。
出来るだけ刺激を与えないようにします。
先ずは環境に慣れてくれるまで待ちます。
優しく名前を呼んだり、声をかけましょう。
まだケージからは出さない方が良いと思います。
ウサギは耳が良いので声をかける時は優しくかけましょう。
あまり大きな声だとビックリしてしまいます。
まだケージからは出さずに、声を掛けながら近づきます。
手でエサを与えてみましょう。
あまり怖がってないようでしたら軽く背中を撫でてみます。
簡単なスキンシップから始めます。
4日位経てば大分ケージに慣れてくれると思います。
ケージから出して少し触れ合ってみます。
個体差があるので無理にはしないようにしましょう。
もう慣れてくれてると思うので、少しずつ抱っこの練習やトイレのしつけを始めます。
基本的にはこのような流れで大丈夫だと思いますが、ウサギそれぞれの性格など個体差があるのでそのウサギに合ったタイミングで慣らして行きましょう。

うさぎの手入れ
ブラッシングはウサギと飼い主のスキンシップでもあり、ウサギの見た目も良くして健康にも欠かせません。ブラッシングは週1回するようにすると良いと思います。
ブラッシングしないと抜け毛が散らばって、ウサギにも人間にも悪影響が出る可能性があります。
またウサギは自分で毛づくろいしますが、抜け毛が多いと飲み込んで「毛球症」という病気になる可能性があります。
長毛種だけでなく短毛種も同じようにブラッシングが必要になります。
ただ長毛種と短毛種で使うブラシに違いがあるので別けて使うようにすると良いでしょう。
ブラッシングのコツとグルーミングスプレー
グルーミングスプレーをかけて、毛になじむようにもみ込みます。

ブラシ
毛の流れにそってブラシをかけ抜け毛を取ります。
肌や被毛にやさしいピロコームがお勧めです。
以前飼っていたうさぎはこのブラッシングが大好きでした。
機嫌が悪いときもこのブラッシングをするとだんだんと目を細めて気持ち良さそうにしていました。
週に1回位、頭からお尻のほうに向けてとかしてあげます。
お腹側も忘れず丁寧にします。
ブラシはうさぎ専用のものか、犬、猫用のものでも使えますが、皮膚も柔らかいうさぎだけに注意もいります。
うさぎは自分で毛をなめて毛づくろいしますが、その毛を飲み込んでしまいます。
飲み込んだ毛はたいていうんちと一緒に出てきますが、沢山飲み込むとお腹の中で固まり毛球症という病気になることもあります。
毛が生え変わる換毛期には、ブラッシングの回数を増やしましょう。
またブラッシングが返って毛を傷めてしまうこともありますから、ブラシ選びは大切です。
うさぎの一生に渡って使うものですから、一度に使う価格は問題なく良いものを第一にするべきです。
私の知るかぎりにおいては、ピロコームに勝るものはありません。
幸い日本製で、容易に手に入れる事ができます。

静電気スプレー
長毛種の場合はグルーミングの最初と最後にかけるとグルーミングしやすくなります。
最後にかけると毛がまとまります。

自分でグルーミングが難しい場合はプロに任せても良いと思います。
また自分でブラッシングする場合は、抜け毛対策にエプロンやマスクをするとブラッシングしやすくなります。
抜け毛やフケが人間の体内に入るとアレルギーになる可能性があるので入らないよう気をつけましょう。

耳の手入れ耳の手入れ
ウサギの特徴でもある大きな耳ですが、何か臭いにおいや汚れをそのまま放置すると病気になる可能性があります。ウサギの耳はいつもきれいな状態に保つようにしましょう。
特にロップイヤーの垂れ耳は汚れても気がつかない事があるので、定期的に耳の中を見るようにしましょう。
耳の汚れが酷く耳垢がたくさんある時や、においがきつい場合は病気の可能性があるので、獣医さんに診て貰いましょう。
ウサギの耳掃除には耳用の洗浄液とペット用綿棒を使うとお手入れが楽です。

目の手入れ
ウサギの目に時々目ヤニやゴミがつく事があります。
目ヤニはウサギが自分で毛づくろいしていると取れるのでそんなに頻繁に目の手入れは必要ありませんが、ウサギ自身で上手く取れない場合はとってあげましょう。
目の汚れには動物用目の洗浄液を使うと楽です。
目はとてもデリケートなのでウサギを落ち着かせてから洗浄液を垂らすようにしましょう。
そしてゴミが浮いてきたら軽くティッシュやガーゼで吸い取るようにとりましょう。
無理にとろうとすると目を傷つける可能性があるので気をつけましょう。






















ウサギの室内遊び
ケージで飼育されているウサギは野生の野ウサギと違い、外で駆け回ったり穴を掘ったりする事が無いので、運動不足になりやすい環境だと言えます。
運動不足になると肥満になるウサギも多く病気の原因にもなります。飼いウサギは出来れば毎日部屋で良いので1時間~2時間位自由に遊ばせるのが良いでしょう。
室内で遊ばせる前に、部屋が安全であるか確認しましょう。ウサギは潜ったりかじったりするのが習性なので、部屋に潜られて困る場所が無いようにする事と、かじられて困るものは避けておくかガードしておきましょう。
特に電気コードなどは危険なのでかじられないようにする必要があります。
遊ばせる時間は1時間~2時間が適度だとされています。ウサギが疲れたらケージに戻してあげましょう。
ウサギは疲れるとあまり動かなくなります。室内で遊ばせて時々動かなくなってきたら疲れてきたサインです。
疲れすぎても良くないのでタイミングを見計らってケージに戻しましょう。

食事
ペレット・水
ウサギの主食には、一般に売られているペレットを与えます。
売られているものの中には健康への配慮が見られないものなどもありますので注意が必要です。
しかし今まで与えていたのとは別の良いペレットを見つけても、急にペレットを変えると食べなくなったりします。
いきなり変えるのではなく前のペレットに少しずつ新しいペレットを混ぜていき、時間をかけて徐々に慣らしていくようにしましょう。
着色料・保存料なども気をつけて見てください。
牧草もペレットと並んで主食になるものです。
市販されているものでよく見られるのはアルファルファとチモシーの二種類。
アルファルファはマメ科の牧草で、栄養価が高く嗜好性も良い草です。
チモシーはイネ科、床材としても食用としても使えますが、床材と食用は分けましょう。
どちらも良く食べますが、イネ科の方が アルファルファより低カロリーです。
当店おすすめは別な牧草です 牧草は充分に乾燥していて虫・カビがわいていないもの。
直射日光に当たる場所で販売されているものは避けましょう。
補助食として果物・野菜をあげても良いでしょう。
ただし、与えすぎるとペレットを食べなくなってしまったりするのでおやつ程度にしておきましょう。
嫌いな子も中にはいます、無理に与えないでください。
また野菜の中にも好き嫌いがあります 与えてはいけない野菜の代表は、ネギ科(タマネギ・ネギ)、ニラ、ニンニク。
ジャガイモの芽もいけません。
人間の食べ物は全般、与えないでください。
また、ウサギには必ず飲み水が必要です。
野生では生の草から摂取しますが、干草からは水分がとれません。
量には個体差があり、あまり飲まない子もいればすぐに容器を空にしてしまう子もいます。
それぞれに合った量を与えるといいでしょう。
一日のペレットの量は離乳期以降・体重の10%、残すようになってきたら体重の5%、生後6ヶ月以降は3~4%が目安です(一般的な話です)。



一休み  インドの写真集
アグラ城よりタージマハル
 インドの文化は日本とは違いますね。
強いバイタリティーを感じます。
どの街にも、小さな路地にも生命力が溢れています。
そして長い歴史を引き継いでいます。

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ペット(犬と猫とうさぎ)の抜け毛取り ピロコーム